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やはり動物ネタは鉄板でござった。死んだテガミバチをずっと待ち続ける犬のディンゴの物語。回想はロイド館長がかなり若い時期みたいだけど、それからずーっと待ってた事になるのか・・・
要はまあ忠犬ハチ公をなぞったお話だったと思うんだが・・最後に飼い主の墓に辿りついてそこで天に召される所とか、欝展開といえばまあそうなんだろうけど、不思議と嫌な感じはしなかった。ラグが泣くのも仕方無い、俺も泣く(何。視聴者も泣く。主人公が泣くシーンと見ている側が涙するシーンが重なれば感情移入できて、作りとしては成功になるんだろうな。ラグ君の場合は泣きすぎの部分もあるので難しい所ではあるが。こういうのを見てるとテガミバチディンゴの関係ってのは単なる仕事仲間でなくて、それこそ一生を共にする伴侶のようなものなのかもしれないね。




首なしライダーことセルティ・ストゥルルソンと、彼女の相棒である所の新羅さんがメインのお話。今まではまあほとんどの場面でメットをかぶっていたのであれでしたが、自宅ではまあ外している訳で・・いや、なかなか衝撃的な映像でござった。てっきり首なし状態と首あり状態があるものだと思っていたので。
首は無いのに目は見えて、聴覚もある。不具合はビジュアル面のみという所か。脳が無いのに意識があって・・どこでそれを処理しているのかとかそういう事は無粋なので考えなくても良いのだろうと思う。それにしてもwikiで調べたらデュラハンの設定が日本のアニメやらラノベやらで使われまくっててワロタ。
新羅医師はセルティの首が戻ったら自分から離れていってしまうと思っている訳か。だからあのおじさんに首が無いほうがいいとか言ったんだろうな・・・愛ゆえにその不幸を願う、うーん歪んでいる。だがそれがいい


セルティの交友関係は同居人以外は平和島のアニキと臨也さんか・・これまたデンジャラスな交友関係だ。静雄さんと妙に仲が良さげなのが良かった、戦友ぽいのかな。おっさんに割く時間は俺の人生で後二分ぐらいしかねえんだと自販機ぶん投げてた人が面倒くさがらずにわざわざ世話焼きしてあげてるんだから。根はいい人なのですかね。
臨也さんに関しては変わりに自分の首の情報を流すとかそんな取引してるのだろうか。


セルティのCVは2話からの流れで予想はついてたがみゆきちだったので俺歓喜。本当はしゃべらないのだが演出上いちいち画面見せてる訳にもいかんので声をつけたって所かもしれんが・・だがそれがいい。すごくいい。アニメ演出万歳、尺の都合万歳。
新羅さんは福山氏か、これはわかりやすかった。