ガンガンWINGまわりについて


8月号

表紙の魅音と詩音に性欲をもてあます(マテ

最後に出てきた金髪イケメンは圭一ではなくて悟志なのかね。

原作未プレイなのでそのあたりも楽しみ。


ドラマCDをはじめ関連商品が続々発売の模様。

梅のぬいぐるみに始まりマグカップやらダイアリーやら

小物入れやら…こんなに作って大丈夫?アニメ化もされてないのに…



ま、まさかアニメ化の序曲?

  • コミックス情報

まほらば(12) (ガンガンWINGコミックス)

まほらば(12) (ガンガンWINGコミックス)

瀬戸の花嫁 10 (10)

瀬戸の花嫁 10 (10)


先月最終回を迎えたばかりのまほらば、ついに最終巻発売。

大げさな表現でなく、WINGにとっては一時代の終わりといってもいいでしょう。

エニックスお家騒動(別名保坂の乱@勝手に命名)によって

廃刊の危機に立たされたWINGを実質一人で支え、

アニメ化によってとうとう憎っくきブレイドの発行部数を超えるという偉業を成し遂げた作品。

この作品が無ければ天正やおよろずもdearも瀬戸の花嫁も生まれなかったかもしれない。

作品としての評価は他に譲るとしても、WINGという雑誌にとってはこの作品は特別な存在だった

と思います。ブレイド同様創刊からずっと見てきたエニ系雑誌オタとしても特別な作品でありました。


さて、そこで注目されるのはまほらばの次の看板作品。

他にも注目作があるとはいえ、読者にとってもおそらく編集にとってもまほらばは特別な作品であり、

WINGという雑誌の象徴でもありました。

当然、雑誌の象徴ともいえる看板作品はなくてはいけない。今のWINGの主力作品は


創刊からずっと連載していたたかなし霧香先生のワンダフルワールドが最終回になったので、

この中でいちばんの長期連載はdearになります。つーか入れ替え激しいな…。


今月号を見る限りは編集部としてはdearを押して行きたいような気概が読み取れます。

ひぐらしは注目度が高く、人気も高いとはいえ連載期間は最初から決まっており、目明し編

が終わったら今度こそ連載終了になることを考えると看板に押すのは苦しい。



天正はやや雑誌自体が落ち着いてきた時に生まれた佳作。ほんわか系ギャグアクションで

リラックスして読めますよお勧め。今佳境に入ってきているのでちょっとシリアスモード

ですが基本はギャグ漫画なのでまったりと読める作品。


瀬戸の花嫁はエースでやってた「奴の名はズシオ」よろしくのかなり濃いギャグ漫画。

とはいえ主人公が萌え系人魚なのでイラストから入るのも良し。


dearもまほらば同様廃刊の危機にあった雑誌を支えた人気作。藤原ここあ先生の萌え

イラストだけでも一見の価値あり。この人の作品の感性が個人的に好きです。


基本的に(女性作家の書く少年漫画)が大好きな人間なので…。ブレイドに限らず

エニ系雑誌オタなのも女性作家が多いから、というのがあったりします。少数派ですかね?



どれが看板になるにせよ看板漫画というのは雑誌の方向性自体も左右する
(その漫画をめあてに読み始める→その漫画に似た漫画が人気が出る→同系統の作品が増える)

ので、まほらばから続くWINGの方向性を継承するのならば、dearを中心に押していくのが

ベストだと個人的には思います。逆に瀬戸花を看板にして思いっきり逆方向に突っ走ってみる

のもいいかもしれないけど。


今現在WINGは一年連続新連載企画(12ヶ月毎号新連載)の真っ最中です。

生まれ変わり、そして生き残りにむけて模索を続けるWINGという雑誌、

読み始めて歴史の分岐点を目撃してみてはいかがでしょうか?



歴史の分岐点という意味では保坂の乱ほどすごいものはなかったな…

あれをリアルタイムで見れた私は幸せ者だったのでしょうか。