昨日のガーナ戦
どっちかというと日本の選手のプレイよりもガーナのサッカーを存分に楽しませてもらった試合でした。
金田さんも相変わらずとか懲りないねえとか言ってたけど、本当W杯の時のガーナそのままでした。
どんだけ中がつまっていてもドリブルと数回のワンツーだけで強引にこじ開けていく。サイドを使わない
んじゃなくて使う必要ないんだよね、使わなくても崩せるんだから。
エッシェンはさすがだった。90分間通して運動量もフィジカルも全く落ちず、ポジショニングも冷静、
技術だけとか体力だけ、とかいうレベルではないサッカー選手としての完成形かもしれないな。
今野選手があの領域まで到達できることを願います。
負けたのはしょうがないっす。アジアのできたばっかりのリーグの選手だけで構成されたチームと
イタリアやイギリスの強豪でレギュラー張ってる選手とを比べれば個人能力だけでも差は歴然としてる、
そんな中で前半はある程度チャンスを作り出して互角に渡り合えたのは自信になったのでは。
特にギャンやムンタリにほぼ仕事をさせなかった今野さんと水本選手はかなり自信付いたんではと思います。
後、攻撃陣ね…、確かに走れる選手は多いと思う。ただ、やはり基本技術がワールドクラスからは
遠いことはいやというほど実感できたりもしました。俊輔や小野伸治があそこにいれば
巻や播戸をキーパーと一対一にするくらいのことは平然とやってのけたような気はします。
オシムは海外組をこれから融合させるつもりのようだからそれほど心配事はないけれども、
遠藤以外の攻撃陣はワールドクラスからは程遠い、と実感しました。
後、巻についてはそろそろフェイタルな決断をする時かもしれない。
今後2,3年で点の取れる選手に脱皮できるのだろうか、という所。
W杯予選の死闘の中で、この試合とか前の試合のような事が起こったらと
思うとゾッとします。