のだめカンタービレ LESSON7

ストーリーと、日常シーンの演出に関しては文句はありません。まあ、今回は多少急ぎすぎている
ような気もしたけどね。SオケVSAオケってこんなにあっさり終わったっけ?と多少の戸惑いも覚えつつ…。
メンバー達の楽しげな雰囲気も伝わってきたし、多少台詞ははしょってるみたいだけど、のだめのピアノを聴いて
「こいつらみんなのだめなんだ」って千秋が気付くまでの流れも悪くは無いです。
もうちょっと「個性的」を表すようなシーンを付けても良かったようには思いますが。
しかしオケのシーンと違ってピアノのシーンは動くね。



プリごろ太は…、あれ面白いのだろうか…。のだめがあそこまで入れ込むぐらいだからフルバージョンで見たら
面白いんだろうけど。どっかの深夜アニメみたいにプリごろ太単独でアニメ化してくれないかな…、
釘も川上とも子さんも出るから俺は見ますよ。
あの世界のドラえもんみたいな存在のアニメなんだろうな。



まあ、ある一部分に来るまでは満足していた訳ですよ。これまでも動かない演奏シーンにもまあまあ、と。
他の見せ方もあるじゃないか、模索してくれればそれでいい、と。


でも、さすがに今回のオケシーンは堪忍袋の尾が若干切れ気味ですよ、マジで。
Sオケのクライマックスのロックバイオリンが一枚絵で終わってしまったよ。いつやったのか気付かなかった。
真澄ちゃんのティンパニとヴァイオリンの導入部以外は全て止め絵。まあ、初期に比べたら見せ方も数少ない
動く演奏シーンも効果的に使われてはいるけれども…。それにしても演奏シーンを動かすのってそんなに
労力いるのかねえ。止め絵も見せ方の一つという事かもしれないけど、あれだけ動かないシーンを連発
されると、特に今回のように演奏シーンがクライマックスの回は悲惨ですよ。今見直してみたら、
昨日本放送で見たのよりは幾分マシには感じられたけど…、なんというか、やっぱり不満足。
巷ではアニメ化の意味が無いとまで言う人もいるぐらいだから…、不満のほとんどは演奏シーンの
止め絵に端を発しているようなので、そこは本気でなんとかしないといけないっすよ。せっかく動くメディア
で表現できるんだから、音が出る以外にもアニメならではの見せ方があっていいと感じます。