がくえんゆーとぴあ まなびストレート8話 感想


愛洸学園に吸収合併される事になった聖桜学園。それに伴ない、学美達生徒会が進めていた学園祭も中止と
なる事に。納得いかない学美達は署名運動等をはじめるが、思うようにうまくいかず…、そんな時、兄の元に
恋人を名乗る女性が現れる、しかし、その女性はどこかで見た人で…。



オープニング前の4人が最初は並んでいて、徐々にずれて全員が画面に現れるシーン結構好き。
で、ももは当然ながらいない、と。どういう心情を表しているのかは定かにはならんけど…、
同じ意思を持って同じ場所に向かう、という比喩なんかな。



やっぱり来たね、欝っぽい展開。でも、ラストで明確な目標「署名70%」が提示されて、それに向かって
一同が進む、という指針が示された事で、今回に限ってはそれほど後味は悪くなかったかな。70%って
そんなに不可能な目標では無いと思うけどな…。でも、これから先って、ひたすら学美達が署名を集める
ためだけに動く展開になるのか?そんなんつまらん…。
まあ、あれやこれやなんやかんやで5人の間に葛藤や行き違いが生まれて、それを最終回に向けて修復していく
っていう展開も考えられるけど、それも欝展開へまっすぐGO!になってしまうので避けてほしい所。
多少の葛藤はあるだろうけど、これまでと変わらないテイストでやってほしいと思います。署名を無理矢理
集めるんじゃなくて、PCでプレゼンやったみたいに前向きに生徒達にアピールする方法を模索していく方向
なら欝っぽい展開にはならんと思う。


しかし、あらためて重い世界観ですね…、高校に行くのが当たり前にならない世界ってのは、要するに
ほとんどが中学出たら就職しちまう訳か…。俺は絶対嫌です(駄目人間乙
愛洸の学園長が言う、「学生にしか出来ない学園祭(なんか違う)」っていうのがラストに向けての
メインテーマになるんだろうな。それはむしろ愛洸の学園長にとってもテーマであるんだろうな。
働かず学校で勉強する事の意義、それはこういう時代に学校が出すべき答えとしてあるものであって、
この時代の学生達が模索していかなければいけないテーマである訳です。今の学生よりもずっと重い
日々を送っているような気がしてならない。




しかし、学美の演説はモロに学生運動で吹いた。約3分間に及ぶ壮大なボケですな。めぇちゃんのツッコミ
が入らなかったら本気でヤバイ思想に目覚めてしまう所だったかも。
話の内容はよく分からんかったです。実況によると中原中也の言葉が入っていたらしいけど…、学が無いと
パロディも楽しめないね。本はやっぱり読んでおくべきだ。
後、みかんの「うおおおおおお」は素直に衝撃的でした。藍ぽん頑張ったなあ。
よく見たら後ろにメメタァって書いてあったwww。黒板ネタって新房かよ!