ぼくらの 5話「弱さ」 感想等


前回「ルール」の詳細を知った後の子供達の反応と大人たちの対応、
そして次のパイロット=カコについて。


ルールを知った後でも意外と達観したような面子が多かったのは意外
だった。コモみたいに気を失ったりカコみたいに自暴自棄になるのか
な、と思ってたけど、ダイチみたいに「世界を守る」「家族を守る」
とか冷静な反応をしたのが数人いたな。また、コエムシへの対応も
ほとんど敵意がなくて今までどおりだったのも意外と同時にちょっと
微笑ましくも思えた。彼らにとっては今後もマスコットと同時に
導く者であり続けるのだろうか。
また、ダイチやキリエみたいに達観したような反応をしてた面々も、心の底からで
なくて、自分に言い聞かせているのかもしれないな。あるいは、自分がパイロット
として選ばれるまで実感がわかないのか…。


そして国防軍に連れられる少年達。国の方針にしたがい、自分達が解放
されるのでは、と安堵するが…。そううまくはいかないだろうな。ジアース
が解読され、国防軍で操縦できるようになれば解放されるんだろうけど、
どうやら解読不可能のようだし。
しかし、田中一等空尉はなかなか切れ者っぽくて良い。
そして誰が呼んでも出てこなかったのにカナたんが呼んだとたんに出てきた
コエムシ様どう見てもロリコン確定です。本当に(ry



「君がコエムシ君か」
コエムシ「君とかつけんな」
「じゃあ、コエムシ」
コエムシ「コエムシ様だよ!」


………こ、このやりとりは……



どう見てもヅラです。本当にありがとうございました。
中の人ネタ自重www
石田彰さんのキャラは異常に自分の呼び方にこだわるというパターンが
できつつあるなwww
実際石田さんのコエムシもいい感じにキモくなってきて日に日に違和感
無くなってきたな。



次週、「ぼくらの」情欲


おそらく顔のしるしで自分がパイロットである事を知ったカコのバトル回。
うーん、でもあんまり気が進まないな…典型的な自暴自棄の例じゃん…
あんなんTVでやっていいのか?


この人の作品はなるたるしか読んだ事無いんだけど、鬼頭莫宏の世界では、
命は尊いものでなく、死は美しいものでもなくて、
命はただそこにあるだけのもの。そして死は嘆きの対象でしか無いと感じた。
個人的な認識ですが。
だから、自己犠牲を美しいと描くこともないだろうし、残された時間を精一杯
生きよう、なんて美談にもならないはず。だから、残された時間をそれぞれが
どう生きるか、たとえそれが醜い行為であっても、そこに何らかのメッセージ
がこめられてるのなら、見るしかないのかなあ。