さよなら絶望先生7話感想等


前半は藤吉晴美@松来未祐さんのメイン回。これまで結構出てるけどメインははじめてだったのね。しかしこの子も名前の由来がわかりやすい。腐女子→藤吉で、名前の晴美は例のオタの聖地の晴海からですよね、たぶん。例のあまりにも有名なディアイザの起承転結4コマをそのまま出したのはさすがだと思った。絶望先生の考える同人誌のほうが世間一般には常識なんだろうね、たぶん。


後半は「ある朝、グレゴール・ザムザが目をさますと神輿を担いでいた」
気付かないうちにいつのまにか神輿を担がされてたっていう意味だよね、久米田のネーミングセンスに嫉妬。
グレゴール・ザムザってググってみるとフランツ・カフカ「変身」の主人公の名前なのですね。ザムザは朝目が覚めると巨大な毒虫に変身していた訳だが、神輿をかついでいたぐらいならまだ幸せだっただろうと少し優しい気持ちになってしまった俺異端。
内容は巨大マスコミは耳が痛いところだろうなあ。それにしても久米田先生はセカチュー嫌いなんだろうか、たびたびネタにしてるけど…まあこの人は愛情の裏返しという事も考えられるし憶測はしないでおきましょう。原作ネタに加えてハンカチ王子ネタとか旬のネタも加えた構成でした、それにしても新房さん、今回は本当にブレーキをかける気が全く無いのだという事をこの回で確信した。


あまりこの人の事知らないんだけど、押井守監督のシンパなのかな、と今回見てて思った。祭りの描写とかそれらしい雰囲気出てるし、なによりあの棒付きの人形劇みたいな描写は押井監督の「ミニパト」ほぼそのまんまだし。まあ、得意分野や方向性は全然違うと思うけど。