ガンダム004話「対外折衝」感想


ユニオンに対して独立を宣言したタリビア共和国へのソレスタルビーイングの介入。念願のガンダムのストーキングが本任務となったグラハム中尉の新型機体はなかなか迫力ありますな。不意打ちとはいえエクシアを撤退に追い込んだしな。これまでは誰に対しても圧倒的な力でねじ伏せる描写しかなかったけど、今後はガンダムが苦戦しそうな強モビルスーツがでてきて盛り上がりそうな予感。しかしグラハム・エーカーはいいキャラだな…ある意味正義なのか悪かわからん主人公達の行動を追いかけていく、視聴者目線のキャラともいえるか。人革連のほうもエースっぽいキャラが登場、石塚運昇声の渋いオッサンではなくて、強化人間っぽい少女キャラがライバルっぽい。声は誰だったかな…忘れた。強化人間というとダブルゼータのプルとか、Zのフォウもそうだったっけ。そういや今回はニュータイプの概念あるのかな。さて、AEUのエースは…まさかあの「模擬戦なんだよぉおお!」の彼ですか?AEU涙目www


刹那君は日本に住んでるのか。ソレスタルビーイングのメンバーはずっと宇宙にいる訳じゃなくて、普段は地球で生活してるみたい。そしてとなりに住んでいるのは千和ルイス・ハレヴィの彼氏っぽいクロスロード君。こういうヘタレっぽい男キャラが好感持てる俺としては千和のキャラに彼氏がいても許せる気もする。


今回の話を総括すると、要するに世界は建前を中心に回ってるという事が言いたかったのだろうか。タリビア大統領のモデルはどう見てもベネズエラチャベス大統領だよな。さすがに現役の国家元首はそのままの名前で使えなかったのか、国名は変えてたっぽいが。国内の反米感情に配慮し、権力の座に座り続けながらも本音ではユニオンの中に留まりたい大統領が、打開策としてソレスタルビーイングを利用したという事か。あの人はそんなぬるいもんじゃなくてもっと真性っぽいけどな。公式の場に出てくる報道とは無関係に、本音を隠してまわり続ける世界、その中で主人公達はうまく利用されてしまったという事でしょうか。これでユニオンとも敵対関係になって、順調にパブリック・エネミーとしての座を確立しつつあるな。