スケッチブック 6話「夏の想ひ出」感想メモ


「あれは、たしか夏休み入ってすぐの事…」by空
「やっぱ部活の夏は合宿よねー」byのがすか先生


今回ははおやつは3000円までな合宿のお話。ですが、バスに揺られてついた先は学校…葉月だけが気付いていた。確かにバス見てちょっとびっくりしてるよね。何故かよろこぶ空に、涼風コンビが美術部部員と初がらみ…枕投げ用そば殻入り通気性抜群まくらを持って。「田辺先輩」とか「氷室先輩」とかいう呼び方はなかなか新鮮ですね。しかし美術部に来るの久しぶりってどんだけサボる気だよ

「例えば空閑と根岸にロマンスが生まれたり〜」と言われて意識する根岸と、思わせぶりな態度を取る一枚上手な空閑先輩。結局フラグは立たずにフラッグが立っただけだった訳だが…うまい!(何
しかしウズベキスタンの旗を知っているとは空めなかなかやりおる…

神谷さんは3000円分のおやつを本当に持ってきて、携帯用扇風機はすぐに電池切れで根岸君はショートし、いつも通りに進む部活動。好きな場所で描いてくれば?との問いにちらばる部員達。人気の無い校舎をうろついて思い出した、空の入部時の話。


どこに入るかで悩んでいた空、
1、美術部
2、吹奏楽部…酸欠になりそうなのでパス
3、卓球部(?)…運動は苦手なのでパス
いかにも消極的な消去法で好感持てるわあ。

事有る毎にザマスといい、怒るとキーという怖い先輩は不安だけど…いねーよそんな奴。


はじめの頃は自分の名前を言う事もままならず、名札を指すのが精一杯だった空。
「梶原さん、ずいぶんとおしゃべりになったわよね」と葉月。確かに進歩は見られる(^_^)…でも、それもそんな状態だった空を抵抗無く受け入れてくれた美術部の友人達のおかげですよね。部活動だけでなく、学校でも会社でも、日本では「普通である事」というのが求められる社会であると思う。無理をして、自分を殺して「普通」でなければならない、そんな風潮がずっとある。目立つ人、ちょっと気弱な人には生き難い世界。でも、美術部は、そんな空が自分を変える事なく、無理せずにそのままの自分で生きることができる場所なんだと思う。変わった人ばっかりだもんなあ。経験あるけど、面白くないのに笑わなければいけない、皆と同じリアクションをしないといけない、結構窮屈なもんです。無理をせず、それぞれがやりたい事をやって自然に生きているから、だから美術部は心地よい。見てるほうにもそういう気持ちが伝わってるんだと思います。花火の時に空が言った「私は美術部でよかったと思う」には、そういう気持ちもこめられてるんじゃないかな、と。この話と入部の話を一緒の回にやったのは構成上手いなあと思いました。


まあ、ラストのGの大行進で余韻も吹っ飛んだけどな(何

アニメでこれだけの数のGを見たのはアニ銀の人間大のG大行進の回以来だわ…


ケイトキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

って、あなた誰ですか?


次回 「9月の日に」
無駄に発音が良いwww  さすがは英検準一級www