スケッチブック  7話 「9月の日に…」感想等



「風に吹かれて女が一人 ふるさと離れて異国の地 流れ流れて ハゥ やってまいりました」


演歌のこぶしにのせてやってきた新入部員のケイトさん初登場回です。ゴトゥーザ様の発音が予想以上に凄くて紅茶吹いた。


美術部だけでなく、猫の世界にも黒船襲来。英語で話しかけられて戸惑うミケさん、それはしょうがないとしてもあなた日本語すら聞き取れないのはなんとかしてください金朋師匠。 後、御前の英語も地味に発音良すぎて驚いた。そりゃ国際派だにゃって言っても説得力ありますよ。この二人についてはキャスティングの時に英語力も決め手になったのかもなあ。邑子さんの発音は本物の外国人みたいだったし。


亜草「あ〜、マイネームイズアソウ」
毛糸「あっそう」
涼「博多駅は明太子でできているのよ」
毛糸「オーソーナンデスカ」

なんか今日はいつにも増してカオスだったなあ。毛糸登場と同時にギャグパートを加速させてこういう雰囲気にするのは規定路線だったのだろうか。どじょうの由来やら油揚げの矛盾やら、恐怖のチャンポンベルトやら、出張版より本編の4コマネタをバシバシ使って漫画版の雰囲気に近い回だったと思います。キャラに萌えて、まったりして、そして見るたびに無駄な知識がどんどん増えていく。それがスケッチブッククオリティ。黒猫を見たら3歩下がれっていうことわざも本当にあるんだな。本当は「黒猫を見たら、3歩下がって別の道を歩け」らしいですが。しかしぶちはどう見てもペルシャ猫には見えんな…。

  • どじょうの由来

どじょうの由来は泥から生まれるから(土生)だったり、泥の魚(ウが魚)から来ているという説があったりで未詳だという事です。ちなみにどじょうの鍋は柳川鍋というので猫達の話していた柳川の話とも繋がったりとか。


ラストはいつもの雰囲気に戻って亜草さんと毛糸の友情物語で締め。ちょっとした郵便屋さんになった空がいい仕事したねえ。毛糸さんは一年生3人にまじって活動する事になるのだろうか。
ケイトの嫁争奪戦は厳しそうなので撤退しておく。そのかわり葉月は連載開始当初から俺の嫁と決まってるじゃねえかこの野郎が。まあアニメスタート以降はなかの人効果で栗ちゃんもいいな、と思ってたりもしてるんだが…。まあ、キャラに萌えてよし、ギャグを楽しむも良し、雰囲気を楽しむのも良し、いろんな楽しみ方のできるアニメになってきたなあ、いい事だ。



次回 「ラジカセと少女の二本立て」
前半は涼空コンビメイン回。後半は完全オリジナルっすね
後、さりげにラストの提供部分がsee you next!なケイト仕様でした。