レンタルマギカ11話「死者に咲く花」感想等


黒羽さんの覚醒回ですかね。最初にゾンビっぽい登場した黒羽さんにいつき君がビビるシーンはしょっぱなから微笑ましいね。
父の友人というディアナ女史の依頼で冬虫夏草を取ってくる事になったアストラルの面々。それにしても人に咲く花とはまたグロテスクなもので…実際の冬虫夏草は虫限定みたいだけど、本当にあったら怖い。人が死んだらその死体に咲く花、それはとんでもない呪力を発揮するフェティッシュになるらしい。それを取りに来た敵、李聖王(漢字これでいいのか


見た目昔見たキョンシー映画の導師みたいな感じなのでたぶんキョンシー使いなのかと思ったら日本は土葬ではないのでキョンシーは作れません、残念!(古)らしい。かわりにでっかい土人形。人骨というか人灰のかたまりなのかね。


絶体絶命に陥るも穂波の助けで空に逃げる。が、黒羽は幽霊なのでいつきの手はすり抜けてしまい…ここも切ない。冬虫夏草とひきかえに黒羽を返してもらうかどうかの取引を提案するも、いつきは拒否。依頼も完遂して、黒羽も取り返す。死者を冒涜する李聖王が許せないから。理屈や計算でなくて、あくまで自分の心で道を決めるいつき。このあたりは終止一貫したテーマで話を作ってるのが良いと思います。


今回のルルーシュモード発動には黒羽も参加。この回の冒頭ではお茶を入れる事すら出来なかったのに、結局とどめは黒羽のポルターガイストに。成長が早いのか、もしくはいつき君と同じで、誰かを守るためとか、誰かのために動くためにしか力を発揮できないタイプなのかな、黒羽さん。


結局アストラルが取り返した花は、ディアナさんの母のものだった。人に寄生する冬虫夏草が咲かせた花には、その人の記憶が宿るらしい。なかなか綺麗な締めだった。
そして最後はいつき君が熟女キラーと化し、恒例の穂波と黒羽のダブルパンチで締めw
まったくもう…アストラルの社長にはどうやったらなれますか('A`)


次回「聖夜に捧げるレクイエム」
おやおやクリスマスは中止になったはずですよまったく製作の方々はおっちょこちょいだなあハハハ('A`)