絵が描けるという事

絵がかけたら、イラストがかけたら楽しいだろうな、と常々思います。アニメとか感想書いたりするブログやってますが(サボりまくってますけどね)、元々、面白い!っていう事に理由をつけるのって苦手な人なんですよね、私は。面白いものは面白い、それでいいじゃないか。ここがこうだから面白かった、あそこがあんな感じだから駄目だったとか、そういうのって昔すごく蛇足というか、無駄に感じていた事がありました。だから面白さにの理由を問われるたび、それを考える矛盾を感じていました。

で、こういったオタブログをはじめて、面白さの理由を分析して、言葉にする。そういった事を覚えはじめました。アニメのこのシーンの作画が…とかストーリーの組み立てが…とか、声優の演技が…とか。そういった「意見」に共感してくれる人も少しですが現れて、感想を言葉にする、という事にも慣れ初めてきました。

でも、やはり言葉だけでは越えられない壁というのもある訳で。自分が「このアニメのこの回は神回で〜、そしてこのキャラが可愛くて…」とかつらつらと言葉を並べるよりも、イラスト一枚をばんと書く。それには到底叶わないんです、自分の中では。アニメを見た感動、感想を一枚の絵に表す。それを見る事で、その人が受けた感銘、感想、感動がわかる。自分には出来ない事ですから。それはたぶん、昔自分が思っていた「面白さに理由なんかつけたくない」という事と同じ事なんじゃないかなと思うんです。1000の言葉は、たった一枚のイラストに叶わないのだろうか。いや、ひょっとしたら絵を描ける人は、全く逆の事を考えているのかもしれない。

両方ができる人は、また別の見方が出来るのでしょうかね。