2008年振り返り個人的まとめ(声優)

男女共になりますが、まずは女性声優から。例年にもましてしたからの突き上げというか、新しい人が多く台頭してきた年だったという印象がありますが、

個人的に一番印象に残ったのは堀江由衣さん。これまではどちらかというと声の良さを全面に出して、いわゆるメインヒロイン的な役回りを多く演じてきたという印象がありましたが、今年はどちらかというとメインキャラよりも脇のほうが光ってたように思います。メインというとヴァンパイア騎士のヒロインぐらい?メイン以外ではひぐらし解の羽入とかとらドラみのりんとかが人気を集めて、また敵役やちょっと大人な感じの役も違和感無くこなしててちょっと驚いたと同時に、演技の幅もここに来てかなり広がったように思いますね。


釘宮理恵さんは今年も量、質とも圧倒的。ヒロインはもちろん、少年役やら不思議ちゃんやら変態キャラやらどれを見ても素晴らしい。これだけ多く出ているのに、同じような演技と感じるものが少ない…これは、ちょっとした脅威ですよ(cv小○大輔
後、佐藤利奈さん、白石涼子さんもまた幅広く活躍して中堅所として地位を固めつつあるように思いますね。


若手の中では戸松遥さんは演技力、出演量とも既に別格の印象ですね。確かまだ10代(だと思うが)、なのに既にアニメ界にとって欠かせない存在になりつつあるように思います。話題作に多く出演して評価を高めている喜多村英梨さん、「紅」のヒロインを好演した悠木碧さん等が印象に残りました。この業界は上の入れ替わりがあまり無いので、世代交代というのは自分がアニメを見始めてからはあまり無かったように思います(あくまで個人的な見方ですが、林原めぐみさんの時代からじょじょに堀江さん、田村さんの世代にシフトチェンジしていったように感じました)。ほとんどメインを張っていた人達が、脇役や少し大人の役が多くなっていき、その人達が脇を固める中で、新しい人達がメインになっていく。今年をちょっと振り返ってみると、そろそろそういう時期にさしかかっているのかな、とも思います。まあ、それはきっとよい事なのでしょうね。


男性声優となると、やはり今年は中村悠一さんですかね。一時期はアニメの主人公キャラは中村さんと福山さんがいれば十分事足りるんじゃないかという人が出るぐらいでしたから。中村さんが演じるキャラは個人的には共感のもてるキャラが多かったように思います。絶チルの皆本、マクロスのアルト、クラナドの朋也etc…いずれも完全無欠のスーパーマンとはいえないまでも、迷ったり、壁にぶち当たったりしながらそれを乗り越えていく、視聴者の目線に合った等身大のヒーローキャラ、それを好演されていたように思いました。また悪役やサブキャラでもまた違う持ち味を出していたように思います。
ニューカマー(??)では羽多野渉さんあたりが印象に残りました。某ラジオのおかげで水樹奈々さんの大ファンとかいう余計な知識が先行してますがw。
ベテランの中では子安武人氏。深夜アニメを見てるともう一時期は子安キャラを見ない日は無いというぐらいの出すぎ度でした。実況とかにいると子安キャラが出ると盛り上がるからなあ。
来年度は新番組のキャストを見てる限り、岡本信彦さんが多く主演を取りそうですね。どっちかというとこれまで見てるアニメでは悪役が多かったのでちょっと違和感が出るかも^^。深夜アニメにおける男性声優の枠ってそれほど多くないから、今期活躍した人が来期もまた、って事は過去の事例からしてもそう無いようにも思います。さて、来年はどうなるのでしょうか。