アニメ感想(化・海猫)


新シリーズに入ってひたぎさんの出番終了かと思いきや、ほぼしょっぱなから登場して毒舌吐きまくりでした。というか、今回暦君とひたぎさんの会話が最初からほぼ最後までずーっと続いてたな。なんか映像もほぼキャラの配置固定で、視点は変わってたり途中で公園の器具で遊びまわってたりしたけど、別に映像なくても大丈夫じゃね?とでも思えるほどの会話劇。なるほど、アニメ化に向かない作品だと言われてたのはこういう事か…でも個人的には好印象でした。
相変わらず画面構成は美しい。後ろのマンションも公園の遊具も、公園を上空から見た図も、極めて歪み無く機械的で印象的な背景。何か象徴的な意味を込めているのだろうか。
ひたぎさんのデレが前回から継続。あなたが気になるのよオーラを全開にしながら抜き身の刀を心に刺し続けるような毒舌の連続はある種の趣向をもった人々には最高だろうと推測される。まあ俺なんですが


つまりあれですね、「こ…このバカ犬ー!!  …でも好き(CVくぎゅ」という事ですね、わかります。


今回のヒロインとなる八九寺真宵役は業界きってのFF11h(ry加藤英美里さん。やんちゃっぽくて可愛くて少し謎めいていて、良いですねー。未だにかがみんと呼んでしまうらき厨の俺ですが。真宵に声をかけにいくたびに拒否されて激しく凹む暦君、なにげに慰めに入るひたぎさんの流れの天丼は面白かった、というか軽く吹いた。そして小学生相手に本気の大立ち回りで一本背負いを決めた暦君の男度と好感度がストップ安です。最後のひたぎさんが暦に触れるを拒否する所を見てて、どこでフラグバキバキにしたのか考えてみたんだが、やはりこのあたりっぽい。
まあなんか別の理由もありそうなんですがね。実況しながら見てたら軽くネタバレされたような気がしたんだが気にしない。

後、あとがたり
http://www.bakemonogatari.com/atogatari/
っていう小説でいうあとがきみたいなのがWEBラジオみたいなので配信されてたのでそちらも聞いてみた。始まった瞬間SZBHかと思ってしまったのは内緒だ。だけど内容は極めて真面目に語ってて好印象。神谷さんは暦君を演じるにあたって既に原作を全て読んでるらしいですね。真剣に作品に取り組んでるのが垣間見られて良かった。後ひたぎさんの中の人リアルでも毒舌全開で吹いた。オッサンとか言ってやるなwwwww


前回の6人の犠牲者が出てから更に秀吉、絵羽夫妻が密室で犠牲になるまで。相変わらずハイペースなのは前作もそうだったし最早仕方無い事か。戦人の見せ場となる台詞が大幅にカットされててカワイソス。漫画版では絵羽さんを問い詰めた後に「誰も疑いたくねえ」みたいなフォローを入れてたのに…あれでは絵羽さん夫妻に思いっきり敵意を向けただけで終わってるし。まあ尺の関係もあらあな、仕方ないかあ。
とりあえず次回ぐらいから漫画版を追い越すのでストーリー的にも期待しておきます。しかし夏妃さんも絵羽さんも若いなあ…50近いとか信じられん。作画はまずまずといった所でしょうか。