今週の魔法先生ネギま!について


注・長文&今週のネギまのネタバレあり



今週号で個人的に気に入ったひとコマ


悲鳴の中にすらもるという一言が…
夕映さんはもはや一生トイレキャラから抜け出せないでしょう



いつもはネギまは見てるだけで語ったりとかはしないんだけど、
今日は語りたい気分 m9っ`・ω・´)シャキーン



ゆえ吉さん…あんた馬鹿だよ(つД`)


夕映がのどかにネギが好きなのか、と問われて答えるシーンですが、
この笑顔と涙が個人的にすごい痛かった


これって、いわゆる「心にも無い笑顔」っていうやつです。
夕映は、のどかとは親友です。でも、この笑顔を見るかぎりは、
二人は本当の親友ではなかったのだろう、と感じました。



夕映が最も大事で失いたくないと思っているのは親友であるのどか。
でも、大事で失いたくないと思っているゆえに、必要以上にのどかの
心に踏み込むことをためらっていたのでしょう。



話は横にそれますが、人間関係において親密な関係になっていくほど、
逆に痛い言葉や忠告を受けることがあります。

それは、あくまで本人のための忠告であり、居心地のいい人間関係とは
違ってきます。でも、そういうことができるのは、そういう忠告をしても
その人を失わない、嫌われないということがわかっているからです。

初対面の人に対していきなりあんたはここが駄目、とかキレる人はいない
ですよね。それは、その人との関係がまだ確かなものでなく、すぐに失って
しまうかもしれないと理解しているから、つまり遠慮しているわけです。



夕映はこの時、のどかに対して遠慮しています。嫌われたくないから、自分
はどうでもいいから、だから嫌わないで、という笑顔です。友達関係に対して
臆病なんですね。


説教かました挙句のどかの目の前であてつけでネギにキスして見せた
アニメ版の夕映とは180度違うキャラ設定です。



その後すぐに、のどかは夕映に平手打ちをします。前の号でゆえに「イヤだよー」
と言った時と同じ理由でしょう。親友だと思っていた夕映に対し、なんで
自分の心の内を見せてくれないの?というイラだちがあったのでは
ないでしょうか。


大事だから、嫌われたくないから隠しておく。そのことがかえって親友を傷つけていた。
のどかの言葉で、夕映さんはそのことを理解したでしょう。


ゆえ吉さんは、たぶん友達とは、親友とは、とかいう事を本で読んだ知識でしか
認識していなかったのかもしれませんね。今回のことは痛い教訓になったでしょうが、
無事夕映の仮契約も済み、わだかまりも隠し事も心配も消えて
間違いなくふたりの友情LVはアップしたでしょう(恥ずかしいセリフ以下略



ところで、今回の図書館島シリーズは全編通して三角関係三角関係と言ってますが、
実際は3どころか少なくとも9とか10角形になるわけで、


そもそも三角関係とかはなっから成立していなかった訳です


先週カモ君が「兄貴の場合は3角形どころじゃすまねえ」とか言ってたので、
実際どれぐらいか書いてみました




このガキネギ先生の今後に幸あらん事を…