銀魂68話「渡る世間はオバケばかり」感想等(後半ネタバレ)


冒頭からまったくやる気の無い万事屋3人のグダグダトークにヨーグルト吹いた。目が煌くのはイザという時だけでいい、どうかこの独特の気だるさ、脱力具合は永遠に持ち続けてください、それでこそ銀魂だ。


脚本:下山健人
絵コンテ:麦野アイス・ホット
演出:みなみやすひろ
作画監督青木あさ子

  • 原作対応話

第82訓「渡る世間はオバケばかり」(10巻収録)

  • あらすじ

町内会の当番で肝だめしの担当になった万事屋一行。まったく気乗りしない3人をよそに、肝だめしの町内委員、落さんだけは異常に気合が入っていた。空回りするコンビネーション、次々に訪れるgdgdな展開、はたして落さんの願いは叶うのか…。


はい、というわけで内容。正直原作の短編の中でも微妙な部類に分類されると思う話、やくざのオバケのあたりのかけ合いとか、要所要所では面白い所もあるんだけど、オチが微妙なので個人的にはあんまり評価は高くない。
原作のオチは、途中でヘドロさんに殴られた所で落さんのオチにして終了。落さんの設定も別に妻に逃げられた訳でもなくて母妻娘がタッグを組んでのけものにしてる、マスオさん症候群の重度の状態みたいな感じ。


アニメ版は救われてるなあ…全てから逃げ続けてきた落さんが、銀さんに促され、自分の肝を試す=勇気を出して復縁を申し込むことで幸せな日常を取り戻す事ができた。きれいにいい話で〆て、オチは無いけど名前が落さんだから落さんがオチになって終了、実況でも思わず「上手い!」と叫んでしまった自分。このあたり、原作で言ってた事を少し膨らませただけで、内容の改変はほとんど無し。ドラマCDでも感じたけど、下山さんは原作の良さをアニメに生かすのが上手いと思う。まあ、原作の話自体がものすごく面白い回でもないから、印象的には地味かなーとも思ったけど。悪くはないけど、やっぱり前回に比べるとちょっと物足りないかなあ、と。作画はすごい良かったですよ。


  • 本日の実況スレ

銀魂 第68話 「渡る世間はオバQばかり」 その1
http://live23.2ch.net/test/read.cgi/livetx/1186626223/
銀魂 第68話 「渡る世間はオバQばかり」 その2
http://live23.2ch.net/test/read.cgi/livetx/1186644345/
銀魂 第68話 「渡る世間はオバQばかり」 その3
http://live23.2ch.net/test/read.cgi/livetx/1186644349/
銀魂 第68話 「渡る世間はオバQばかり」 その4
http://live23.2ch.net/test/read.cgi/livetx/1186644353/
銀魂 第68話 「渡る世間はオバQばかり」 その5
http://live23.2ch.net/test/read.cgi/livetx/1186644358/
銀魂 第68話 「渡る世間はオバQばかり」 その6
http://live23.2ch.net/test/read.cgi/livetx/1186651196/


実況スレっていうのはほとんどすぐに落ちてしまうので、こうしてアドレス張っても見れないことが多くて申し訳ないような気もしますな。最近たまーにアニメ板の銀魂スレに親切な人がさりげなくログをうpろだに上げてくれてるようなので実況に参加できない人はアニメ板のスレを見に行ってみてはいかがでしょうか、アニメを実況しながら見ると新たな面白さを発見できるのです。ただ、アニメ板のスレッドにはかなり香ばしい人が一人常駐してるので耐性の無い人はあまり見に行かないほうが良いかも…というかむしろ2chとか知らないほうが幸せかもしれない、確かに情報は早いけれどもだ。…余計な事書いたか?


さて、次回からいよいよ芙蓉編突入。アニメ誌によると3話でまとまるみたいですね、星海坊主編と同じ構成ですね。

ちょっとバレになるので改行を多めに






グロス回1+サンライズ2回という構成も星海坊主編と同じ構成。
69話、世にも奇妙な風の恐ろしい予告編ではじまった芙蓉編1話「ゴミの分別収集〜」
はおなじみハルフィルムグロス回。全蔵メイン回では下手するとサンライズスタッフよりも上じゃね?というぐらいの高品質に仕上げてきただけになんの心配も要らないでしょう。


2話目「女の涙に〜」は長編でおなじみの佐々木洋平さんの担当回。星海坊主編では確かトリを務めたんだったかな。メイドさん大集合のカオス回をどう表現するか。


最終話「消せないデータ〜」紅桜編と同じく、我らが佐藤陽子女史が大トリです。派手なアクションがほとんどここに集中しているので、今回もかなり期待できるはず。前回の長編からローテーションを外れてかなり力入って作成してると予想。


芙蓉編は中だるみしたという話をよく聞くけど、俺自体はまったくそうは思わなかった。1話目の執拗なまでのドラクエネタの応酬は短編として見れば神回だし、何気ない新八とたまさんの会話に大きな意味を持たせたラストシーンは抽象でなく真剣に泣いた。前回を見て東Pを叱ったという偉い人も、今回の長編はきっちり見て欲しいです。下ネタやパロだけの作品じゃない所を、長編でしっかりと見せてやればいい。偉い人もPTAも、まとめて泣かせてしまいましょう。