ひぐらしのなく頃に解 カケラ紡ぎ編


とりあえず今回でカケラ紡ぎも終わりか。ずいぶん時間をかけて丁寧にやったなという印象です。おかげでシナリオを見直すいい機会になった。次回から祭囃子編スタートぐらいですかね。前回見逃したので最後のパーツが登場したのかどうか微妙だが…赤坂のアレは次回かな?


悟史の失踪の理由、園崎の鬼婆の本心、前原父と梨花、羽入との出会い…印象的なシーンの多い回でした。おばばと魅音のやりとりは背景の美しさもあいまって非常に心に染みました。解に届くまでは敵としか見えなかった鬼婆の意外な本心、魅音との素直なやりとり…なんというか、もやもやが一機に晴れていくような感じ。鬼婆役の声優さんもだいぶベテランの人だろうけど、魅音役の雪野五月さんもそれに負けないぐらいいい演技をしてると思った。つくづくこの作品は出演声優には恵まれていると思う。今回の悟史L5発症の時の小林ゆうさんの鬼気迫る演技とそれを受けた入江先生(関俊彦)が冷静さをとりつくろうとする様、感情のゆれの表現も良かったし、鳥肌がとどまるところを知らなかった#15の羽入の鷹野への宣戦布告シーン(堀江由衣VS伊藤美紀)等等…いちおう声オタを自覚してる者として、声優さんの演技にはけっこう気をつけて見てるんだけど、特にかけら紡ぎに入ってから毎回そのあたり楽しませてもらってます。いいキャスト揃えてるわ、本当に。


「この日のために100年もの時間をかけたんだから」  by梨花


本編に入る前から鳥肌が止まらん…うまいなあ、見せ方が。