ひぐらしのなく頃に解 第20話 祭囃し編 其の七「トラップ」メモ書き感想

富竹にも鷹野の緊急マニュアル発動を知らせ、鷹野を除いてほぼ全員が鷹野が犯人である事を知る事に。時を同じくして圭一達部活メンバーにも、梨花が言っていた漫画の話が、漫画でなく本当に雛見沢に起ころうとしている事である事を知る。そして、部活メンバー、赤坂、入江と富竹はそれぞれ別々に動く。富竹は置宮のホテルから鷹野の事を調べ、赤坂は梨花宅に駐在、そして、梨花と羽入と沙都子は園崎家へ。そして、退職を控え、協力すれば退職金もふっとびかねないと迷っていた大石も、また彼らに協力する事に「女王感染者死亡後48時間で雛見沢住民全員がL5発症」、緊急マニュアル発動の要因を逆手に取り、「祭り」が幕をあける。


これまで悲劇の原因となっていた緊急マニュアル、正式名称は緊急マニュアル第34号(で良かったっけ)。要するに梨花ちゃまが死んで48時間以内に、女王感染者を失った雛見沢症候群感染者が全員発症し、他の地域に危害を与える可能性があるので、その場合は村人を皆殺しにするという奴。毎回ほぼ確実にこれが実行されてたので、惨劇を回避できたかと思ったら全員ガスで死んじゃうという奴。これは梨花の死が公式に確認できないと発動できないので、梨花が死んで、48時間以上経った状態で見つかったとなれば発動の根拠は失われる。それを見こした警察も巻き込んだ大芝居、祭りがこれから始まるのです。


確か綿流し編でも発動してなかったよね、梨花が園崎の家で死んだ時。綿流しと目明かしの時は、惨劇は回避できなかったけど鷹野は負けた事になったのかもしれないな。
それにしても今クールは小野大輔が脇でいい仕事してるアニメが多い。ひぐらしの赤坂みたいにカラっとした正義の人っぽいのも良いし、レンタルマギカの影崎みたいなダークな雰囲気もまた違った感じで良い。…古泉といい、やっぱり主役より脇のほうが生きるタイプの役者なのだろうか。
後、井上喜久子17歳の茜さんは貫禄十分でかっこいいですなあ、出番は少ないけど。茜さんは俺の叔母


鬼婆といい、村のおばさん達といい、茜さんと詩音のおやっさんの墓参りといい、あっちこっちで雪解けが起こってるなあ。やっぱり、これまでの編で積み上げてきたものが村を確実に良い方向へ向かわせているんだろうと思います。沙都子については圭一が頑張った皆殺し編の空気がそのまま受け継がれたんだろうと思われます。