コミックブレイド2月号より


とり急ぎARIA The ORIGINATION関連のみ先行して

  • アニメ化情報

放映予定


1話 「その やがて訪れる春の風に…」

原作対応:オリジナル


2話 「その 笑顔のお客さまは…」

原作対応:オリジナル


3話 「その こめられた想いを…」

原作対応:オリジナル


4話 「その 明日を目指すものたちは…」

原作対応:Navigation48「トラゲット」  10巻収録


1,2,3は全てオリジナルっぽいですね。1話目が皆でお茶会の話、2話目が灯里をわざわざ指名したお客さんがいたという話、そして3話目がチョコレート売りの青年、アンリとの話、そして4話でようやくトラゲットの話。ストックを考えると今なら20話分ぐらいはあると思うので、何故こんなにオリジナル構成なのかはちょっと不明ですが、まあ、その分いろいろ楽しめていいかな。後キャストの方々のコメントが載っていたのですが、それぞれやってほしい話とか書かれてますね。


灯里役の葉月絵里乃さんが「トラゲット」
藍華役の斎藤千和さんが「お月見」と「クローバー」
晃役皆川純子さんも同じく「クローバー」
アリシア役の大原さやかさんが「課外授業」
グランマ役、松尾佳子さんは具体的でなく「ARIAカンパニーのルーツとアリア社長とのエピソード」ルーツというと「アクアマリン」ですかね、あれは是非やってほしいな。
後月刊ウンディーネ2をはじめとしてグッズがやはり色々と出るみたい。DSのタッチペンとクリーナーはちょっとほしいかも。

  • 原作終了


要するに今週掲載されたのが58話、そして12巻最終の告知が同時に掲載。11巻が55までで、これまでのパターンからすると5話収録、すると休み無く掲載されれば4月号のNavigation60をもって最終巻になる、という事でしょうか。moonpfaseさんの先行情報で知っていたのでまあ、まあね。ちょっと12巻掲載分が減ページが結構あったのでひょっとしたら6話掲載…という可能性も無いとは思いますが、たぶんNavigation60を持って終了は規定路線だったんじゃないかなと思います。これまでほとんど休載の無かった連載が今年に入って休載が続いたのもアニメ終了にあわせるという事もあったのかな、と今になって思ってたりも。


原作終了については、書くネタが無くなったとか、作者が枯れたとかそういう事は無いと思います。クオリティ自体は維持、それどころかNavigation55のような素晴らしい回も出てきています。54のケットシーとの別れあたりでファンからも近々終了するのではないかという話はかなり出ていたようです。なので雑誌で読んでいた人達にはそれほど驚きは無いのかもしれない、実際私もアリスのプリマ昇格を見て、後1,2話で終わるんじゃないかと書いてた記憶があるし。描かれないんじゃないかと思っていた灯里と藍華のプリマ昇格エピソードもあったのも良かった。ここまでこの漫画は季節が巡っても年を取らない、いわゆるサザエさん方式を取っていたので、「成長」のエピソードを通じて時間が動き始めた時点でもう終了が近いのは規定事項だったと今になって思います。ここから2話、どういう終わり方をするのか、アニメと合わせて楽しみです。個人的な予想としては、最終回のタイトルは、ARIAの1話である「ネオヴェネツィア」、もしくはAQUAの1話である「水先案内人」のどちらかになるんじゃないかと予想しています。一人前になった灯里が、地球からやってきたお客様を案内する、今度は指導員無しで。先人の航跡を辿るのか、原点回帰か、勝手な予想ですが。
次週も掲載されるようなので、アニメ終了に合わせて原作も終了、はおそらく規定事項でしょう。

  • Navigation58 「遥かなる蒼」


「貴方に出逢えて本当によかった」


「ありがとう 私の遥かなる蒼(アクアマリン)」  〜アリシア・フローレンス



灯里のプリマ昇格、藍華のプリマ昇格、成長と別れのお話。


藍華は一人前になり、同時にサンタルチア駅近くの支店をまかされる事に。藍華の通り名は、


薔薇の女王(ローゼンクイーン)


別れに直面した灯里に対し、一人前昇格試験を行うと告げるアリシアさん。


一人前昇格試験は、通常の観光案内と、普段は進入禁止区域である難解な水路の通過。細く複雑に入り組んだ水路を、灯里は確かなオールさばきで乗り越えていきます。それを支えていたのは、藍華やアリスとの練習の日々。大切な日々に支えられて、灯里は水路をクリアし、無事一人前への昇格を果たしました。灯里の通り名は、


遥かなる蒼(アクアマリン)


一人前昇格の際のアリシアさんの言葉は、まさに作品の原点ともいえるテーマそのものでした。ここでは書かないけど。通り名にこめられた意味、あたりまえの日常も、視点を少し変えるだけで、ほんの少し強くなるだけで、素敵な輝きに満ちた世界になる。それを教えてくれたのが、主人公である灯里だという事です。この作品のテーマって、癒しという言葉だけでは表現できないものなんだろうと、改めて思います。


後2話、どんな話になるんだろうか…とりあえず大きな流れは今回で終わったと思うけれども…やっぱり出番の少ない男性陣とのエピソードかなあ。できるだけいろんなキャラに出番を与えてほしいけど。


後の漫画は後日、とりあえず先行して。