マクロスF #15 簡易感想


OP変わると聞いていたのですが、まだ変わらないな。そろそろ折り返しも過ぎたのだけど。今回は総集編っぽい作りではあったものの、いろいろとストーリー自体はかなり大きく動いてきた予感。グレイスさんが黒幕というか裏で手を引いていたのは前回までで暗示されていたものの、まさかシェリルのツアーに乗じて作戦を実行していたとは…しかもシェリル自体も「銀河の歌姫」という立場で作戦の一貫を背負わされていたっぽい。あの電子世界みたいので話し合ってたのはメタな表現でなくて、バジュラの意識の統合体みたいなもんなのだろうか。スタートレックのボーグみたいな感じで、中央の意思決定組織みたいなものが、全体の個々の人格を持たない兵隊達を操っていて、話し合ってたのはその中核の連中って所でしょうか。意識だけで姿があるのか、もしくはやはり抽象的な表現で、固体を持った存在なのか。いずれにせよ不気味な会議でした…。
で、結局シェリルは使い物にならないって事で切り捨てられたって事なのですかね。奴らがランカの事をN−なんとか(忘れた)って言ってたし、覚醒したとかなんとか…。で、グレイスはシェリルを見限ってランカを利用する事にした、と。敵に利用されてたわけだからアレかもしれないが、シェリルが可哀想でなりません(;つД`) あの性格だから、なにくそって這い上がってくれるとは思いますが。
それにしても前作のマクロス7にしても、その前の初代にしても、「歌」の力ってのは人類の切り札だったんだよね…初代もおそらくそうで、7もゲペルニッチとかプロトデビルンに対抗しうる唯一の力、って感じだったし。それが今回の敵はすでに「歌」の力を認識していて、しかもそれを自分達の戦略に利用しているのだよね、これが。厄介この上ない上に、マクロスという作品のテーマもひっくりかえるような事態になってきてね?今後どういう展開になっていくのか、予想もできない。
それにしてもフロンティア内部にはどれだけ敵がいるのかな。グレイスとかはともかく、レオンも敵に内通してるっぽいし。