カイ・シデンだけかと思ったらナレーションまで本物だったでござるの巻(銀魂)ネタバレ含む

  • Aパート

記者の古川 市電・・・古川登志夫さん、しかしなんちゅう名前だw
永井さん・・・永井一郎さん。波平〜


オリジナルの前半は、攘夷戦争にて伝説となったある人物を追い続けるジャーナリストが、従軍記者として攘夷戦争を知るある老人に会う所から始まる。老人が語り始めたのは原作ファン、あるいはアニメならば理解しているであろうあの男達の物語だった・・・。天人に迫られ、開国を決断した幕府、それに反旗を翻す攘夷浪士達・・未知の技術を携えた天人達の前に、攘夷活動はすぐに終わりを迎えると思われた。しかし、それは終わらなかった。桂小太郎、高杉晋介、坂本辰馬・・鬼人のごとき強さを誇る男達の活躍により、攘夷戦争は予想外の展開へと向かっていく・・・。その「時代」を生で見てきた人間の語りは鋭いリアリティを持って見る側へと迫っていく。


しかし、古川の狙いはそれではなかった。見ている側も気づいていた、あの男がいない・・。そして老人は語り始めた、攘夷戦争において天人に恐れられた「白い悪魔」の存在を・・・。そう、あの男だ。視聴者側もその存在の過去を知りたがっている。そして話は核心部分へ・・・。



並み居る天人をなぎ倒し、圧倒的な強さで1人で戦況そのものをすらも変えてしまう、その男の名は・・・





ガ     ン      ダ      ム



馬鹿野郎wwwwwwwwwあんだけ引っ張ってガンダム30周年のお祝いだとwwwwwwwwwww
白夜叉の新たな過去を知れると思っていた俺たちの期待はどこへ向かえばいいのかとwww
しかし古川さんも永井さんもよくもこんなアホな遊びに付き合ってくれるなあ。声優界のレジェンドクラスの人々を気軽に呼んできては声優ネタとか過去の出演作ネタとかセルフパロみたいなギャグパートに使うだけとは。お二人ともノリノリでしたね、結構大御所の方々ってこういう遊びが好きなのかもしれないな。最後の永井さんのハイトーンは一瞬目玉のおやじかと思ったけど子泣きじじいだったのか。


しかし改めて攘夷組の立ち位置を認識した。ヅラとか高杉とか名前の知れてる人たちと俗名の伝説のみの銀時との違いはいったいどこで生まれたのだろう。まあ、その御陰で銀時は警察に追い回されることもなく平穏に過ごしているんだろうけれどもなあ。

  • 後半Bパート

うってかわって原作にもあったラジオ体操の話。作中は夏でも現実は冬です。でもそんなの関係ねえ!(流行の最先端ギャグ乙
お前ら釘宮さんのデレがありましたよ、最近他のアニメでも久々に見ない貴重な瞬間をきっちり録画できていた俺勝利。それだけでなく神楽がめずらしく乙女で可愛かった。まるで萌えアニメのようだ・・・作品に合ってるかといえばそうとは言い切れない部分もあるかもしれない。だがそれがいい。ラスト近くの泣きは本当に良かったです。
本郷尚・・・津村まことさん。ワカメちゃんかいwww永井さんが波平だから磯野一家がそろって出てきた。
途中に出てきたゴリさんやお妙さんやらさっちゃんやらがテンポ良く登場しては自分の得意のギャグを披露して去っていくみたいなテンポは好き。M-1とか見てると最近のお笑いの流れというか流行りとして、ギャグの質よりも手数の多さっていうのが重要な要素になってるみたいだし、そういう意味では銀魂みたいなギャグマンガは時流に合ってるのかもしれないね。あのパートみたいに、キャラ付けだしっかりしているキャラってのは使いやすくて作者としは使いやすいだろうな、とよくわかんない事を考えました、まる。

季節外れだが良い話だった。ラスト辺りで一人でラジオ体操してる神楽の所に、何も言わずにこれまでのメンバーが自然に集合してる部分が特に好きです。皆イイヤツばかりだなあ、ツンデレばっかりだけど。
作画もかなり良かった、特にBパートの神楽が気合入ってて素晴らしかった。乙幡さんさすがです。

笑って泣かせて、最後はハッピーエンドでしめて、いう事無し。・・・尚君は生きてたんだよね、たぶん。あれ幽霊じゃないよなあ、そう思いたい。


年内はこれにて終了。来年からはなんか猫の話だ、本当にストックギリギリなのに原作を贅沢に消化していくねえ。○○○チは井上さんあたりどうですかねえ、ニャンコ先生でなくて斑の方で。



そういえばCM見てて気になったんだけど、似蔵出ないのですかね、というか話の展開そのものがだいぶ変わってそう。銀さんを刺したのが似蔵でなくて高杉になってるし。高杉の持っていたあの刀が紅桜?ということは、原作のように紅桜に取り込まれて・・・という事も無いのかもなあ。神威達もしゃべってたし、松陽先生もいたりとか。少ない情報をもとに勝手に予想してみる


紅桜→高杉のために作られた刀。心身ともに乗っ取られる事は無いが、狂気を増幅してそれを力に変える。
神威、阿伏兎→紅桜の騒動の裏で幕府の中枢?(天導衆?)と密会していた春雨の幹部。河上萬斎が連れてきた春雨一行の中にいた?
似蔵→存在しない、あるいは高杉達とは別行動?
真選組春雨の動きを察知して天導衆と接触しようとしていた神威達と遭遇、バトル?因縁的に考えると神威VS沖田あたりか。あと阿伏兎と近藤さんとか。土方は居残りで地上に降りていた似蔵とバトルとか・・・


よくよく考えてみれば春雨と天導衆が接触したというのは動乱篇だよな、紅桜篇ではラストに春雨の大群が河上に連れられて桂の首を取りに来たぐらいか、たしか目的は高杉一派と春雨の協力関係の交渉だったっけか。という事は神威達は本当に顔見せぐらいか。真選組の出番があるとすれば、似蔵か、それとも新登場のキャラとのバトルかね。


紅桜編はどちらかというと銀さんVS似蔵(紅桜)というのがメインだったけど、それをVS高杉に変える事でより攘夷組の過去と因縁に迫るような展開にするのかもな。これは子安さん大活躍の予感。銀時と高杉のラストバトル中に突然岡本君が扉をガラっと開けて「子安さんと聞いて!」と入ってくる訳ですね、わかります。